どのようなラベルシールを作るか

商品に貼られるラベルシールで見せたいものとしては商品名、内容物表示、商業ベースで販売しているのでしたらバーコードがあります。特に商品の顔とも言える商品名のラベルシールは、納得できるものを貼るのが理想です。文字やロゴなどカラフルに仕上げたいのであれば、安価な業務用ラベルシールよりも屋内用シールで発注することをおすすめします。単色印刷で紙質の選択肢が少ない業務用ラベルシールと違い、商品のイメージに合った紙選びからデザインのレイアウトまで行えます。和紙やクラフト紙といった紙質でデザインを表現するのも良いですし、PET素材のように耐水性に優れていて液体を保存している容器に機能的な面から選ぶこともできます。紙の中には透明なものもありますので袋越しに直接商品を見せたいというときにもおすすめです。

瓶など冷蔵庫に入れるものの場合の注意事項

飲料やジャムなど冷蔵庫で保存しなければいけない商品の場合は、結露したときにもラベルシールが剥がれないように耐水性の紙や冷蔵しても剥がれない接着剤を選ぶ必要があります。上質紙でもラベルシール制作は可能ですし、接着剤も冷蔵のものを使用できますが結露を吸い込んだ際にふやけて破れる恐れがありますので、一般的には耐水性の高いユポが用いられることが多いです。紙系素材でも表面に塗料が塗布してあるものは冷蔵用に使用できます。逆にユポ以外の耐水性の高い素材については接着剤が対応していないのでおすすめできません。
アイスクリームなど、冷凍庫で保管するものの場合はさらに選択肢が少なくなります。紙製のラベルシールでも1種類冷凍用の接着剤が使用できるものがありますが、結露のことを考えると冷凍専用の耐水素材のラベルシールの仕様をおすすめします。

内容物表示とバーコードの印刷

内容物表示とバーコードについてはデザイン性よりもローコストを重視した業務用ラベルシール印刷をおすすめします。
フルカラーでもラベルシール印刷ができますが、価格を重視する方には単色印刷をおすすめしています。作業効率を重視されている方には大量のラベルシールをまとめて管理できるロール印刷をおすすめしています。シート印刷の場合は中部数での対応になりますが、単色印刷のロールでしたら大部数の注文にも対応しています。
業務用ラベルシール印刷では選べる紙質は少ないですが、商品に使用することを前提に考えていますので、上質紙以外は冷蔵用の商品にも添付することが可能です。そのときには接着剤を冷蔵用に指定してください。

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